アモーレ(Amore)の意味・使い方

amore

最近何かと話題になっているアモーレという言葉はご存知ですか?サッカーの長友佑都さんが平愛梨さんに「彼女は僕のアモーレですね」と発言した事でも有名ですよね。

その他にも歌の歌詞やタイトルなど頻繁に目にする言葉アモーレ!

イタリアではどのように使われているのでしょうか。

Amore(アモーレ)の意味

Amore(アモーレ)とはイタリア語で「愛」「愛する人」という意味です。

名詞としては、愛、愛する人という意味になり、英語でいうMyにあたる語句「Mio」をつけて「Amore Mio」アモーレミーオ(私の愛する人)と使われたりします。

またアモーレに類似している言葉、Amare(アマーレ)は愛という言葉の動詞になり、愛しているという意味になります。

「Ti Amo」ティ アーモという言葉はどこかで聞いたことがある方が多いのではないのでしょうか。

これは「Ti」(あなたを)という単語と「Amo」愛しているという動詞を合わせて「あなたを愛している」という意味になります。

ちょっと難しいイタリア語ポイント

「Amare」なのになぜ「Ti」がつくと「Amo」となってしまうのかというと、イタリア語の動詞は主語や時制によって変化するからです。主語が「私は」となると動詞の原型「Amare」は「Amo」と変化します。

英語でいう「I Love」という意味です。「Amo」の一言で、私は愛しています。という意味になるんですね。

Amore(アモーレ)の使い方

実際にイタリア人がどのようにアモーレを使っているかというと、とても頻繁に使います。

一日のうちにアモーレと言わない日はないと思っていいでしょう。

使い方としては、そのほとんどが呼び名です。 

  • 恋人を呼ぶときの呼び名
  • 子どもや家族を呼ぶ呼び名

例えば愛する恋人を呼ぶとき、「アモーレ!」と呼びます。英語でいうハニー、ダーリンと同じ様な意味になります。

自分の子供や、家族の事などもアモーレと呼びます。実際に私も夫と息子の事をアモーレと呼んでいます。

結婚当初は、まさか自分がアモーレなんて毎日言う日が来るとは思っていませんでした。。

しかし、毎日毎日アモーレアモーレと聞いているうちに私の感覚も麻痺してしまったのだと思います。

それ程、アモーレとは頻繁に使われる言葉なんですね。

イタリアの愛情溢れる国民性がわかりますね!

Amore(アモーレ)の動詞としての意味

動詞としてのアモーレの使い方ですが、これは愛するパートナー(夫婦やカップル)の間のみで使います。

注意

名詞としての呼び名アモーレは子供や家族にも使えますが、動詞となると違います!間違って使用しないように注意が必要です。

「Ti Amo」ティ アーモは上記でも記したように、愛しているという意味です。

日本語で愛しているという言葉は、自分の子供にも使えますよね。英語でもI love youという言葉は、家族の間や友達同士でも頻繁に使われる言葉です。しかしイタリア語では違うのです。

イタリア語で家族や友達に大好きと伝える時は「Ti voglio bene」ティ ヴォリオ ベーネという言葉を使います。

直訳すると、私はあなたを欲しい(必要)としています。という意味になります。

この言葉は日本語でいう大好き!と似ている言葉です。

この様に、アモーレの使い方が動詞と名詞では違ってくるので使うときは注意しないといけません。

英語のI love youと同じ感覚で使ってしまってはダメなんですね。

まとめ

アモーレという言葉の大切さをイタリア人の夫に聞いてみました。

アモーレとは、強い意味であり、本当に愛している人にしか使わない大切な言葉だそうです。(私にはサラッと使ってい様にしか見えませんが・・・)

最近では友達同士の間でもアモーレと呼びあったりする事もあるそうなのですが、気軽に使ってしまうと熱く嫉妬深いイタリア人の間では注意が必要だそう。

例えば、私が友達の彼氏の事をアモーレ!とでも呼べばその女友達はカンカンに怒るそうです。

アモーレという言葉、私は皆さんとても頻繁に使っているように思えましたが、、、

そんなルールがあるんですね。

イタリア人男性といえば、女の人の事しか考えていなくアモーレなんて気軽に使ってそうですが、、

アモーレという言葉は気軽ではないので両想いにならないと使わないそうです。

愛と情熱の国イタリア、そんな国に住む人々にアモーレという言葉は欠かせないものです。

もしも、イタリアに旅行などで行く機会があれば、耳をダンボにしてアモーレという言葉を使っているか聞いてみるのも楽しいかもしれませんね。

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